Jakarta EE JSPでJSTLフォーマットタグを使った日付整形方法を初心者向けに徹底解説
生徒
「Jakarta EEのJSPで、日付を表示するときにそのまま出すと見づらいんですが、きれいに整形する方法はありますか?」
先生
「JSTLのフォーマットタグを使うと、JSP上で日付を分かりやすい形に整形できます。」
生徒
「Javaのコードを書かなくても整形できるんですか?」
先生
「はい、EL式とJSTLフォーマットタグを組み合わせることで、表示専用のJSPをきれいに書けます。」
1. Jakarta EE JSPで日付整形が必要になる理由
Jakarta EEのJSPでは、Servletやビジネスロジックから日付データを受け取って画面に表示する場面が多くあります。 しかし、日付オブジェクトをそのまま表示すると、利用者にとって分かりづらい形式になることがほとんどです。 そのため、画面表示の段階で日付を見やすい形式に整形することが重要になります。 JSPでは、表示専用の役割を保つために、JSTLのフォーマットタグを使う方法が推奨されています。
2. JSTLフォーマットタグとは何か
JSTLフォーマットタグは、数値や日付などのデータを表示用に整形するためのタグライブラリです。 Jakarta EE JSPでは、主に日付と時刻の整形で利用されることが多くなっています。 JavaのDateや時間関連のオブジェクトを、指定した書式で簡単に表示できる点が特徴です。 表示のためだけにJavaコードを書く必要がなくなり、JSPの可読性が向上します。
3. JSTLフォーマットタグを使うための準備
JSTLフォーマットタグを使うには、JSPファイルの先頭でフォーマット用のタグライブラリを宣言します。 これにより、日付や数値の整形に関するタグが使用可能になります。 JSTLコアタグと合わせて利用するケースが一般的です。
<%@ taglib prefix="c" uri="jakarta.tags.core" %>
<%@ taglib prefix="fmt" uri="jakarta.tags.fmt" %>
4. Servletから日付データをJSPに渡す基本
日付整形を行う前に、ServletからJSPへ日付データを渡す流れを理解しておきましょう。 Servlet側で現在日時などを用意し、リクエストスコープに設定します。 JSPでは、その値をEL式で参照し、JSTLフォーマットタグで整形します。
Date now = new Date();
request.setAttribute("currentDate", now);
request.getRequestDispatcher("/date.jsp").forward(request, response);
5. fmtformatDateを使った基本的な日付整形
JSTLフォーマットタグで日付を整形する際に最もよく使われるのが fmt:formatDate です。 このタグを使うことで、日付オブジェクトを指定した書式で表示できます。 表示形式は、年、月、日といった要素を自由に組み合わせて指定可能です。
<fmt:formatDate value="${currentDate}" pattern="yyyy/MM/dd" />
6. 日本語表示に適した日付フォーマット
日本語のWebアプリケーションでは、年月日を含む形式で日付を表示することがよくあります。 JSTLフォーマットタグでは、こうした表示にも柔軟に対応できます。 利用者にとって直感的に理解しやすい日付表示を行うことが重要です。
<fmt:formatDate value="${currentDate}" pattern="yyyy年MM月dd日" />
7. 日付と時刻を同時に整形する方法
日付だけでなく、時刻も一緒に表示したい場面は多くあります。 fmt:formatDateでは、時刻の指定も含めたフォーマットが可能です。 ログ表示や更新日時の表示などで活用されます。
<fmt:formatDate value="${currentDate}" pattern="yyyy/MM/dd HH:mm:ss" />
8. JSTLフォーマットタグとEL式を組み合わせるメリット
JSTLフォーマットタグは、EL式と組み合わせることで真価を発揮します。 Servletで用意した値をそのままELで参照し、JSP側で整形して表示する流れが明確になります。 この役割分担により、JSPは表示に集中し、Javaコードとの分離が自然に実現できます。 初心者にとっても理解しやすい構造になります。
9. JSTLで日付整形を行う際の注意点
JSTLフォーマットタグは非常に便利ですが、表示用途に限定して使うことが重要です。 日付の計算や変換といったロジックは、Servletやサービス層で行うべきです。 JSPでは、あくまで受け取った日付を整形して表示するだけに留めましょう。 この考え方を守ることで、保守性の高いJakarta EEアプリケーションになります。
10. 初心者がJSTLフォーマットタグを学ぶ価値
JSTLフォーマットタグを使いこなせるようになると、JSPでの表示品質が大きく向上します。 Javaコードを書かずに日付整形ができるため、HTMLに近い感覚で画面を作成できます。 Jakarta EE JSPとJSTLの組み合わせは、実務でも頻繁に使われる基本技術です。 日付整形を通して、表示とロジックの分離という重要な考え方を身につけることができます。