カテゴリ: Jakarta EE 更新日: 2026/01/11

Jakarta EE JSPでJSTLを使ったテンプレート化の実践方法を初心者向けにやさしく解説

Jakarta EE JSPでJSTLを使ったテンプレート化の実践方法
Jakarta EE JSPでJSTLを使ったテンプレート化の実践方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「JSPで画面を作っていると、ヘッダーやフッターを毎回書くのが大変なんですが、何か良い方法はありますか?」

先生

「JSTLを使ってテンプレート化すると、共通部分をまとめて管理できます。」

生徒

「テンプレート化って、JSPでもできるんですか?」

先生

「JSPとJSTLを組み合わせることで、初心者でも分かりやすくテンプレート構成を作れます。順番に見ていきましょう。」

1. Jakarta EEとJSPにおけるテンプレート化の考え方

1. Jakarta EEとJSPにおけるテンプレート化の考え方
1. Jakarta EEとJSPにおけるテンプレート化の考え方

Jakarta EEは業務向けのJava Webアプリケーションを構築するための標準仕様です。 その中でJSPは画面表示を担当し、HTMLに近い記述でWebページを作成できます。 しかし、画面数が増えてくると、同じヘッダーやメニュー、フッターを何度も書く必要が出てきます。

このような問題を解決するために使われるのがテンプレート化という考え方です。 共通部分を一つのJSPにまとめ、各画面から再利用することで、 修正作業の手間を減らし、保守性を高めることができます。 Jakarta EEとJSPの学習段階でテンプレート化を理解することは非常に重要です。

2. JSTLを使ったテンプレート化の基本

2. JSTLを使ったテンプレート化の基本
2. JSTLを使ったテンプレート化の基本

JSTLは、JSPでよく使われる処理をタグとして提供する標準ライブラリです。 テンプレート化では、主にインクルード機能を利用します。 JSPには従来からインクルードの仕組みがありますが、 JSTLを使うことで、より柔軟で読みやすい構成を作れます。

初心者のうちは、画面を部品として分割し、 それらを組み合わせて一つのページを作るという意識を持つことが大切です。 これにより、Jakarta EEの画面設計の基本が自然と身につきます。

3. 共通ヘッダーをJSPとして作成する

3. 共通ヘッダーをJSPとして作成する
3. 共通ヘッダーをJSPとして作成する

まずは、全ページで共通して使うヘッダー部分を作成します。 ロゴやタイトル、ナビゲーションメニューなどをまとめて記述します。 このJSPは単体では表示されず、他のJSPから読み込まれることを前提とします。


<!-- header.jsp -->
<header class="bg-primary text-white p-3">
    <h1>Jakarta EE サンプルサイト</h1>
</header>

このように、ヘッダー部分だけを切り出して管理します。 デザインを変更したい場合も、このファイルを修正するだけで全体に反映されます。

4. JSTLを使ってヘッダーを読み込む

4. JSTLを使ってヘッダーを読み込む
4. JSTLを使ってヘッダーを読み込む

次に、作成したヘッダーを各画面で読み込みます。 JSTLのインクルードタグを使うことで、 JSP内に別のJSPを簡単に組み込むことができます。


<%@ taglib prefix="c" uri="jakarta.tags.core" %>

<c:import url="header.jsp" />

この記述により、header.jspの内容が現在のJSPに展開されます。 HTML構造がシンプルなまま保たれるため、 初心者でもページ全体の構成を把握しやすくなります。

5. フッターやサイドメニューのテンプレート化

5. フッターやサイドメニューのテンプレート化
5. フッターやサイドメニューのテンプレート化

ヘッダーと同様に、フッターやサイドメニューも共通化できます。 コピーライト表示や補足情報など、 どのページでも同じ内容を表示したい部分はテンプレート化の対象になります。


<!-- footer.jsp -->
<footer class="bg-light text-center p-2">
    <small>© Jakarta EE Sample</small>
</footer>

このフッターを各ページから読み込むことで、 ページ全体の統一感を保つことができます。 JSTLを使ったテンプレート化は、画面設計の基本テクニックです。

6. テンプレート化による保守性の向上

6. テンプレート化による保守性の向上
6. テンプレート化による保守性の向上

テンプレート化の最大のメリットは、保守性の向上です。 共通部分を一か所で管理できるため、 デザイン変更や文言修正の作業量が大幅に減ります。

Jakarta EEのJSP開発では、 画面数が増えるほどテンプレート化の効果が実感できます。 初心者の段階でこの考え方に慣れておくことで、 将来的なWebアプリケーション開発が楽になります。

7. 初心者が意識したいテンプレート設計のポイント

7. 初心者が意識したいテンプレート設計のポイント
7. 初心者が意識したいテンプレート設計のポイント

テンプレート化を行う際は、 どこまでを共通化するかを意識することが大切です。 無理にすべてを共通化しようとすると、 かえって構造が分かりにくくなる場合もあります。

まずはヘッダーとフッターから始め、 慣れてきたらメニューやレイアウト部分にも広げていくと良いでしょう。 JSTLとJSPを使ったテンプレート化は、 Jakarta EEの基礎力を高めるための重要な学習テーマです。

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