カテゴリ: Jakarta EE 更新日: 2026/01/09

Jakarta EE JSPでJSTLを使ったJSONやREST APIレスポンス処理を初心者向けにやさしく解説

Jakarta EE JSPでJSTLを使ったJSONやREST APIレスポンス処理
Jakarta EE JSPでJSTLを使ったJSONやREST APIレスポンス処理

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Jakarta EEのJSPで、REST APIから返ってくるJSONを画面に表示することってできますか?」

先生

「JSTLを使えば、Servletで受け取ったJSON文字列をJSPで安全に表示したり加工したりできます。」

生徒

「JavaScriptを書かなくても大丈夫なんですか?」

先生

「学習段階であれば、JSPとJSTLだけでREST APIレスポンスの流れを理解できます。順番に見ていきましょう。」

1. Jakarta EEとREST APIとJSONの関係

1. Jakarta EEとREST APIとJSONの関係
1. Jakarta EEとREST APIとJSONの関係

Jakarta EEは業務向けのWebアプリケーションを開発するためのJava標準仕様です。 現代のWeb開発では、REST APIとJSON形式のデータが非常によく使われています。 Jakarta EEのServletでREST APIを呼び出し、そのレスポンスをJSPで表示する構成は、 基本的でありながら重要な学習ポイントです。

JSONはテキスト形式のデータであり、Javaオブジェクトとは異なります。 JSPでは直接JSONを解析する機能はありませんが、 Servletで受け取ったJSON文字列をJSTLで扱うことで、 REST APIレスポンス処理の全体像を理解できます。

2. JSTLの役割とJSON処理の考え方

2. JSTLの役割とJSON処理の考え方
2. JSTLの役割とJSON処理の考え方

JSTLはJSPを補助するタグライブラリで、条件分岐や繰り返し、 文字列操作などを安全に記述できます。 JSONそのものを解析する機能はありませんが、 JSON文字列を表示したり、分割したりする用途には十分活用できます。

初心者のうちは、Servletで処理、JSPで表示という役割分担を意識することが重要です。 REST APIの呼び出しや通信処理はServletで行い、 JSPとJSTLは画面表示に集中させる構成が基本になります。

3. ServletでREST APIレスポンスを受け取る流れ

3. ServletでREST APIレスポンスを受け取る流れ
3. ServletでREST APIレスポンスを受け取る流れ

まず、Servletで外部REST APIを呼び出し、 JSON形式のレスポンスを文字列として受け取ります。 学習用として、ここでは固定のJSON文字列を扱う例を示します。


public class ApiServlet extends HttpServlet {
    protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) {
        String jsonResponse = "{\"name\":\"Jakarta\",\"version\":\"EE\"}";
        request.setAttribute("json", jsonResponse);
    }
}

このようにServletでJSON文字列をリクエストスコープに保存します。 REST API通信の詳細は後続の学習で扱うため、 ここではJSONを受け取った後の流れに注目します。

4. JSPとJSTLでJSON文字列を表示する

4. JSPとJSTLでJSON文字列を表示する
4. JSPとJSTLでJSON文字列を表示する

Servletから渡されたJSON文字列は、 JSPでELとJSTLを使って安全に表示できます。 まずは、そのまま画面に出力する基本例を確認します。


<%@ taglib prefix="c" uri="jakarta.tags.core" %>

<p>APIレスポンス:</p>
<p>${json}</p>

この表示方法により、REST APIから返ってきたJSONの内容を確認できます。 デバッグ用途や学習用途では、レスポンス全体を表示することも重要です。 JSPとELを使うことで、Javaコードを直接書かずに出力できます。

5. JSTLでJSON文字列を簡易的に加工する

5. JSTLでJSON文字列を簡易的に加工する
5. JSTLでJSON文字列を簡易的に加工する

JSONは単なる文字列であるため、 JSTLの文字列操作タグを使って簡易的な加工が可能です。 例えば、特定の文字列を置き換えたり、 表示形式を整えたりすることができます。


<%@ taglib prefix="fn" uri="jakarta.tags.functions" %>

<p>${fn:replace(json, "{", "")}</p>

この例では、JSON文字列から特定の文字を除外しています。 本格的なJSON解析ではありませんが、 JSTLの役割と限界を理解するためには十分な練習になります。

6. REST APIレスポンスとJSP表示の考え方

6. REST APIレスポンスとJSP表示の考え方
6. REST APIレスポンスとJSP表示の考え方

Jakarta EEでREST APIレスポンスを扱う場合、 すべてをJSPで処理しようとしないことが大切です。 データ取得や整形はServlet側で行い、 JSPとJSTLは画面表示に専念させることで、 可読性と保守性が向上します。

初心者の段階では、JSONを文字列として扱い、 REST APIと画面がどのようにつながるかを理解することが目的です。 JSP、JSTL、ELを組み合わせることで、 Jakarta EEの基本的なWebアプリ構造が自然と身につきます。

7. 初心者がつまずきやすいポイント

7. 初心者がつまずきやすいポイント
7. 初心者がつまずきやすいポイント

JSTLでJSONを直接解析できると誤解しやすい点には注意が必要です。 JSTLはあくまで表示補助の仕組みであり、 JSON処理専用のライブラリではありません。

そのため、学習段階では役割分担を意識し、 Servletで処理、JSPで表示という流れを丁寧に追うことが重要です。 この考え方は、Jakarta EE全体の理解にもつながります。

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