カテゴリ: Play Framework 更新日: 2025/11/28

VSCodeでPlay Frameworkの開発環境を構築する方法を完全解説!初心者でもできる設定手順

VSCodeでPlay Frameworkを使うための設定方法
VSCodeでPlay Frameworkを使うための設定方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Play Frameworkを勉強したいのですが、IntelliJではなくてVSCodeで開発できますか?」

先生

「もちろん可能だよ。VSCodeは軽量で拡張機能も豊富だから、Play Frameworkを使ったWebアプリケーション開発にも向いているんだ。」

生徒

「具体的にどんな手順で設定すればいいんですか?」

先生

「それでは、VSCodeを使ってPlay Frameworkの開発環境を整える方法を順番に解説していこう!」

1. VSCodeとは

1. VSCodeとは
1. VSCodeとは

Visual Studio Code(通称VSCode)は、Microsoftが提供する無料のソースコードエディタです。軽快に動作しながら、多数の拡張機能を導入することで強力な開発環境に変えることができます。JavaやScalaのプラグインを導入すれば、Play Frameworkを使ったWebアプリケーションの開発にも十分対応可能です。

また、VSCodeはWindows、macOS、Linuxといったマルチプラットフォームに対応しているため、どんな環境でも利用できるのが大きな特徴です。

2. VSCodeのインストール

2. VSCodeのインストール
2. VSCodeのインストール

まずは公式サイトからVSCodeをダウンロードしてインストールします。

  1. VSCode公式サイト(Visual Studio Code)へアクセス
  2. 使用しているOSに合わせたインストーラーをダウンロード
  3. ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストール

インストールが完了したらVSCodeを起動し、まずは日本語化拡張を入れておくと操作がわかりやすくなります。

3. Java開発環境の準備

3. Java開発環境の準備
3. Java開発環境の準備

Play Frameworkを動かすにはJava環境が必要です。一般的にはOpenJDKやAdoptOpenJDKをインストールします。

  1. JDKをインストール(推奨はJDK 11以上)
  2. 環境変数JAVA_HOMEを設定
  3. ターミナルで以下のコマンドを実行して確認

java -version

バージョンが正しく表示されればJava環境は準備完了です。

4. sbtのインストール

4. sbtのインストール
4. sbtのインストール

Play Frameworkのビルドツールにはsbt(Scala Build Tool)が使われています。sbtをインストールすることでプロジェクトの作成や実行が可能になります。

  1. sbt公式サイトからインストーラーをダウンロード
  2. インストール後、ターミナルで以下を入力

sbt sbtVersion

バージョン番号が表示されれば正しくインストールされています。

5. VSCodeに必要な拡張機能をインストール

5. VSCodeに必要な拡張機能をインストール
5. VSCodeに必要な拡張機能をインストール

VSCodeでPlay Frameworkを扱うには、いくつかの拡張機能を導入すると便利です。

  • Metals(Scala言語サポート)
  • Scala Syntax (official)(Scala構文ハイライト)
  • sbt(ビルド支援拡張)
  • Java Extension Pack(Java開発補助)
  • Debugger for Java(デバッグ支援)

拡張機能はVSCode左側の「Extensions」から検索してインストールできます。

6. Play Frameworkプロジェクトを作成してVSCodeで開く

6. Play Frameworkプロジェクトを作成してVSCodeで開く
6. Play Frameworkプロジェクトを作成してVSCodeで開く

新しくPlay Frameworkのプロジェクトを作成する場合は、ターミナルで以下を実行します。


sbt new playframework/play-java-seed.g8

プロジェクトフォルダが作成されたら、VSCodeで「Open Folder」を選択して開きます。拡張機能Metalsがインストールされていれば、自動的にScalaやJavaのコード解析が有効になります。

7. 開発サーバの起動と確認

7. 開発サーバの起動と確認
7. 開発サーバの起動と確認

VSCodeのターミナルを開き、以下のコマンドを入力してPlay Frameworkの開発用サーバを起動します。


sbt run

正常に起動すると、ブラウザでhttp://localhost:9000にアクセスすればPlay Frameworkの初期画面が表示されます。

VSCodeのデバッグタブからJavaのデバッグを設定すれば、ブレークポイントを使って処理を確認することもできます。

8. よくあるトラブルと解決方法

8. よくあるトラブルと解決方法
8. よくあるトラブルと解決方法
  • Metalsが動作しない → Scalaプラグインが正しくインストールされているか確認する
  • sbtの依存関係が解決しない → ネットワーク環境やbuild.sbtを再確認
  • Javaバージョンエラー → Play Frameworkに対応したJDK(通常は11)を利用する
  • キャッシュ関連の不具合 → VSCodeのワークスペースキャッシュを削除して再読み込み

初心者がつまずきやすい部分ですが、順番に確認していけば必ず解決できます。

まとめ

まとめ
まとめ

この記事では、VSCodeを使ってPlay Frameworkの開発環境を構築するための具体的な流れを、初心者にも分かりやすいステップ形式で解説しました。VSCodeは軽量で拡張性が非常に高く、JavaやScalaを扱うための拡張機能を組み合わせることで、Play FrameworkのようなWebアプリケーション開発にも十分対応できる強力なエディタへと変化します。特に、コード補完、デバッグ、構文解析などの機能を柔軟に拡張できる点は、VSCodeならではの魅力です。

Play Frameworkを扱うには、まずJava実行環境であるJDKが欠かせません。環境変数JAVA_HOMEの設定や、ターミナルでのバージョン確認など、基本環境を揃えることがスムーズな開発の第一歩となります。さらに、Play Framework特有のビルドツールであるsbtのインストールも重要です。sbtは依存関係の取得、ビルド、開発サーバの起動、テストなど多くの作業を自動化してくれるため、正しくセットアップしておくことでVSCodeと組み合わせた開発効率が一気に上がります。

VSCode側では、MetalsやScala Syntax、sbtプラグイン、Java Extension Packなど、Play Frameworkに必要な環境を整えるための拡張機能を複数導入し、エディタとしての性能を強化していきます。これにより、Scalaコードの解析、型推論の表示、自動補完、デバッグ機能などがVSCode上で活用できるようになり、統合開発環境に近い便利さで作業ができるようになります。

記事内でも触れたように、新規プロジェクトを作成するときは、Play Frameworkの公式テンプレートを使うことで、標準構成のプロジェクトをすぐに立ち上げられます。VSCodeの「フォルダを開く」からプロジェクトを読み込むと、拡張機能が自動的に解析を開始し、コード全体の依存関係や構文のチェックが行われます。

実際に開発サーバを起動する場合は、VSCodeのターミナルで次のように実行するだけでPlay Frameworkのサーバが起動します。

開発サーバ起動の基本コマンド


sbt run

このコマンドを使用すれば、ブラウザで http://localhost:9000 にアクセスしてアプリの初期画面を確認できます。VSCodeではさらにJavaデバッグ機能を使い、ブレークポイントを設定して処理の流れを追うこともできるため、Play Frameworkの理解がより深まります。特に、コントローラの処理やリクエストの流れを可視化しながら確認できる点は、学習や開発に大きく役立ちます。

開発の現場では、拡張機能の不具合、依存関係のキャッシュ問題、Javaバージョンの不一致など、初心者が戸惑いやすい部分も出てきますが、VSCodeの設定を慎重に見直しながら適切に対応していけば必ず解決できます。VSCodeとPlay Frameworkの組み合わせは、慣れてくれば非常に扱いやすく、軽量ながら機能的な開発環境として長く使える強みがあります。

以下では、VSCode上で動作確認しやすいPlay Frameworkの簡単なサンプルコントローラを紹介し、どのようにブレークポイントを設定すると効果的かを図示します。

VSCodeで確認しやすいサンプルコントローラ


package controllers;

import javax.inject.*;
import play.mvc.*;
import java.time.LocalDateTime;

@Singleton
public class SampleController extends Controller {

    public Result hello() {
        String message = "現在の日時:" + LocalDateTime.now();  // ←ここにブレークポイントを設定すると便利
        return ok(message);
    }
}

ルーティング設定


GET     /hello           controllers.SampleController.hello

このように、ルーティングとコントローラを組み合わせることで、VSCodeでデバッグを行いながらPlay Frameworkの内部処理を視覚的に理解できます。ブレークポイントで変数の値を確認したり、実行中の処理を追跡したりすることで、Webアプリケーション開発の基本構造をしっかり身につけることができます。

総合的に見ると、VSCodeは拡張機能を組み合わせて自分好みの開発環境を整えられる柔軟なツールで、Play Frameworkとの相性も良く、特に学習段階の開発者にとって扱いやすいエディタです。この記事の内容を参考にしながら、VSCodeとPlay Frameworkを活用した開発環境を構築し、実践的なWebアプリケーション作りに挑戦してみましょう。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「先生、VSCodeでもPlay Frameworkの開発がしっかりできると知って安心しました!」

先生

「そうでしょう?VSCodeは拡張機能が豊富だから、必要な環境を揃えればIntelliJに負けないぐらい快適に開発できるんですよ。」

生徒

「MetalsやJavaの拡張機能を入れるだけで、補完やデバッグが使えるのが便利ですね。」

先生

「その通りです。拡張機能を組み合わせることがVSCode活用のコツですね。」

生徒

「次はデバッグを試しながら、コントローラの動作をもっと理解してみます!」

先生

「その意気です。環境構築ができたら、あとはたくさんコードを書いて慣れていくことが大切ですよ。」

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