カテゴリ: Jakarta EE 更新日: 2025/11/30

JakartaEE JSPでリダイレクトとフォワードを行う方法を徹底解説!初心者向け入門ガイド

Jakarta EE JSPでリダイレクトとフォワードを行う方法
Jakarta EE JSPでリダイレクトとフォワードを行う方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、JakartaEEのJSPでリダイレクトとフォワードっていう言葉を見たんですけど、違いがよくわからないんです。」

先生

「いい質問だね。リダイレクトとフォワードはどちらもページ遷移の方法なんだけど、仕組みや使いどころが違うんだ。JSPやサーブレットで必ず覚えておきたいポイントだよ。」

生徒

「同じページ遷移なのに違いがあるんですか?」

先生

「その通り。実際の動きを見ながら、リダイレクトとフォワードの特徴を順番に学んでいこう。」

1. JSPでのリダイレクトとは?

1. JSPでのリダイレクトとは?
1. JSPでのリダイレクトとは?

リダイレクトは、クライアント(ブラウザ)に対して新しいURLへアクセスし直すよう指示を出す仕組みです。HTTPレスポンスにステータスコード302とLocationヘッダが含まれ、ブラウザが自動的に別のページへ移動します。URLが変わる点が特徴です。


response.sendRedirect("success.jsp");

例えばログイン後にトップページへ移動させたいときなどに使います。リダイレクトは新しいリクエストとして処理されるため、リクエスト属性は引き継がれません。必要な情報はセッションやパラメータで渡す必要があります。

2. JSPでのフォワードとは?

2. JSPでのフォワードとは?
2. JSPでのフォワードとは?

フォワードはサーバー内部で別のリソースに処理を渡す仕組みです。ブラウザのURLは変わらず、同じリクエストとレスポンスが利用されます。そのためリクエスト属性を引き継ぐことができる点が大きな特徴です。


RequestDispatcher dispatcher = request.getRequestDispatcher("result.jsp");
dispatcher.forward(request, response);

例えば検索フォームの入力値を処理して結果画面に渡すとき、フォワードを使えばリクエスト属性に格納したデータをそのまま利用できます。セッションを使わずにデータを受け渡せるので効率的です。

3. リダイレクトとフォワードの違い

3. リダイレクトとフォワードの違い
3. リダイレクトとフォワードの違い

リダイレクトとフォワードは目的は似ていますが、動作は大きく異なります。違いを表にまとめると次のようになります。

  • リダイレクト:ブラウザに新しいリクエストを送らせる。URLが変わる。リクエスト属性は引き継がれない。
  • フォワード:サーバー内部で処理を渡す。URLは変わらない。リクエスト属性を引き継げる。

この違いを理解することで、システム設計やユーザー体験に合わせた適切な方法を選べるようになります。

4. リダイレクトを使うべき場面

4. リダイレクトを使うべき場面
4. リダイレクトを使うべき場面

リダイレクトは、ユーザーにURLを更新してほしい場合や、フォームの二重送信を防ぎたいときに有効です。特にログイン後やデータ登録後にリダイレクトすることで、ページ更新時の再送信を防げます。


if(authenticated){
    response.sendRedirect("home.jsp");
}else{
    response.sendRedirect("login.jsp");
}

このように条件分岐によって異なるページに移動させる場合にもリダイレクトはよく利用されます。

5. フォワードを使うべき場面

5. フォワードを使うべき場面
5. フォワードを使うべき場面

フォワードは同じリクエスト内でデータを渡したいときに便利です。例えば検索フォームで入力されたキーワードをサーブレットで処理し、結果をJSPに表示するケースが典型です。


String keyword = request.getParameter("q");
request.setAttribute("result", search(keyword));
RequestDispatcher rd = request.getRequestDispatcher("result.jsp");
rd.forward(request, response);

この方法ではresultというリクエスト属性がresult.jspに引き継がれるので、検索結果を簡単に表示できます。

6. リダイレクトとフォワードの使い分け方

6. リダイレクトとフォワードの使い分け方
6. リダイレクトとフォワードの使い分け方

初心者が迷いやすいポイントは「どちらを選べばいいのか」という点です。基本的な考え方としては、ユーザーにURLの変化を見せたい場合や新しいリクエストを発行すべき場合はリダイレクト、同じリクエスト内で処理をつなげたい場合はフォワードを選びます。

例えば、エラーメッセージを入力画面に戻すときはリクエスト属性を引き継げるフォワードを使い、登録完了後にトップページへ移動させたいときはリダイレクトを使うのが適切です。

7. JSPでの実践的なリダイレクトとフォワードの使い方

7. JSPでの実践的なリダイレクトとフォワードの使い方
7. JSPでの実践的なリダイレクトとフォワードの使い方

実際のアプリケーションではリダイレクトとフォワードを状況に応じて組み合わせて使います。例えばログイン処理では認証成功時にリダイレクト、失敗時にフォワードを使うケースが多いです。


if(authenticated){
    response.sendRedirect("dashboard.jsp");
}else{
    request.setAttribute("error", "ログインに失敗しました");
    RequestDispatcher rd = request.getRequestDispatcher("login.jsp");
    rd.forward(request, response);
}

こうすることでユーザー体験を損なわず、安全で直感的なページ遷移を実現できます。

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